うちわ片手に風鈴の音色が心地よい夏の夕涼み。日本の夏の風物詩ですよね。
そよ風にチリンチリン♪鳴るだけで涼しげな音色に心が癒されます。
日本各地で、鉄、銅、ガラス、陶器等素材も音色も様々な風鈴が作られていますが、今回は、代表的な懐かしい昔ながらのデザインの風鈴を紹介したいと思います。
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目次
江戸風鈴
ガラス製の風鈴は、日本全国にありますが、代表格は「江戸風鈴」でしょう。
ひとつひとつ手作りで作られるため音色がそれぞれ違うのが特徴。
ガラスに描かれる日本の夏景色、そしてチリンチリン♪という短い音色に癒されます。
篠原江戸風鈴
ガラスに手描きで描かれる金魚や朝顔など、見ているだけで癒されます。
南部風鈴
こちらは、岩手県の伝統工芸南部鉄器で出来た「南部風鈴」。
南部風鈴は、響きが長く「リーン♪」と高く澄んだ音が特徴です。
岩鋳 IWACHU 南部鉄器 風鈴 釣鐘 / あお
シンプルなデザインの南部風鈴。
どこか懐かしさを感じさせます。
南部風鈴 三重奏
大きさが微妙に異なる3つの風鈴が美しい澄んだ音色を奏でます。
小田原風鈴
神奈川県の伝統工芸小田原鋳物で作られる砂張(さはり)製の風鈴が「小田原風鈴」
砂張というのは、銅、錫、鉛から出来る銅合金です。
小田原風鈴は、音が高く余韻が長いのが特徴です。
小田原提灯風鈴 真鍮製
小田原提灯をモチーフにした風情ある風鈴。
室町時代から続く小田原の鋳物の歴史を受け継ぐ「柏木美術鋳物研究所」が製造するものです。
真鍮製の上品な音色が楽しめます。
小田原三連風鈴 真鍮製
こちらも柏木美術鋳物研究所製の真鍮製です。
松虫風鈴・鈴虫風鈴・吊鐘風鈴という異なる3種類の風鈴が奏でる音色が楽しめます。
おわりに
風鈴は色々なものが売られていますが、ここでは日本の風鈴でも歴史のある物を厳選してみました。
今では100均などでも売られていますが、昔からの老舗が作る風鈴は、高価ですが、音色もデザインも比較になりません。
涼しげな懐かしい音色で夕涼みを楽しみたいですね。