私達が生活している中で常にストレスを感じて生きているというのが現状です。
そのストレスとどう向き合っていくか、または解消していくかは生きてゆくうえでとても大切なことです。
ストレスの解消法といっても多くの解消法がありますが、生活習慣を正すことはそっちのけで、発散や癒しを求めている方も多いかと思います。
身体と心というのは強い繋がりがあるため、生活習慣である食生活の乱れを正したり早寝早起きを心がけるだけでストレスが軽減されることも多いです。
今回は、食品によるストレス解消法。
脳内や肉体に溜まってしまった疲れやストレスを軽減させる成分を持った食べ物を紹介したいと思います。
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ビタミンCを含む食べ物
ビタミンCは、ストレスによるイライラや憂鬱といった精神的な面に効果があります。
ストレスを感じたときに「抗ストレスホルモン(コルチゾール)」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
ビタミンCが不足すると、コルチゾールが作れなくなってストレスへの抵抗力が低下してしまいます。
ビタミンC摂取はストレスに対しては非常に有効な手段となります。
果物から摂取してもいいですし最近ではコンビにでも手軽にビタミンCのサプリメントが手に入ります。
オレンジ、レモン、いちご、柿、グレープフルーツ、ブロッコリー、ピーマン等です。
ビタミンB1を含む食べ物
ビタミンB1というのは「神経のビタミン」といわれるほど、神経の機能を円滑に保つのに役立っています。
ですので、不足すると物忘れがひどくなったり、憂鬱になったり、イライラしたりといった症状が出ます。
身体の各神経をコントロールしている脳は多くのエネルギーを必要としています。
ビタミンB1は脳へエネルギーが確り供給されるように働き、この働きによって脳及び神経機能が維持されています。
牛乳、豚肉、鶏レバー、白米、食パン、蕎麦、豆腐などです。
マグネシウムを含む食べ物
マグネシウムには精神面を支える効果が絶大です。
抗ストレス効果
ストレスにより、私たちの体内からは多くのマグネシウムを失ってしまいます。
それは、ストレスに対抗する為のマグネシウムが消費されてしまうからです。
マグネシウムには、脳に働きかけて興奮を抑制する作用があります。
平常心を保つことに貢献しています。
マグネシウムが不足すると、イライラする因子となりますので、日常でストレスにさらされる私達現代人には、マグネシウムという栄養素は積極的に摂取したほうがよさそうです。
海藻類に多く含まれます。ひじきや昆布、わかめなど
あと豆類。納豆、大豆、ナッツ類です。
ビタミンEが多く含まれる食品
ビタミンEは、性ホルモンだけでなく、脳下垂体・副腎皮質系に作用し抗ストレスホルモンであるコルチゾールを生産するのに重要な役割を担っています。
そのため、各種ストレスに対する防御反応を高めます。
アーモンド、大豆、小麦胚芽、鮎、落花生などです
おわりに
ざっと目を通すだけでも効果のありそうな食品や、摂取しなければならない食品が理解できますね。
特に、マグネシウムやビタミンCはかなり精神面でも重要だと感じます。
ストレス解消といっても、日常において少し食品に気をつけるだけですので一番手軽な解消法かもしれませんね。
自分なりのストレス解消法を編み出して豊かな生活を送りましょう。