高血圧には筋トレが効果的?!降圧剤をやめたい私の経過報告

下向きの矢印

ここ数か月、「筋トレ」を継続したところ高血圧がかなり改善されたので、自分の記録を公開してみたいと思います。

血圧が高くなって医者で診察を受けると、ほとんどの場合、もれなく降圧剤が処方されます。

厄介なことに世間では「一度処方されて降圧剤を飲むと一生飲み続けることになるよ」・・・なんて言われています。

私も降圧剤を飲むのは嫌だったのですが、高血圧が190-130(Ⅲ度高血圧)と高すぎて、飲むしか選択肢が無いというスタートでした。

高血圧早見表

出典:日本高血圧学会

「降圧剤をやめたい」と思いながら、下げる事が出来ず2年もの月日が流れてしまいましたが、家の近所にトレーニングジムが出来、通い始めてから一転してかなり血圧が下がってきました。

下がったと言ってもまだ2か月しか経過していませんし、降圧剤をやめるところまで至っていませんが、記録を公開してみようと思います。

ジムで筋トレしたら血圧が下がった!

まずは、ここ数か月のグラフから見ていただきたいと思います。

毎朝、起床後と就寝前に血圧を測定して記録していますので、その測定グラフ【H30.3~H30.5】です。
血圧グラフ
ジムに入会したのは4月ですが、本格的に筋トレを始めたのは5月3日。

赤色のライン=起床後の血圧

青色のライン=就寝前の血圧

目標の血圧値
・㊤ 120
・㊦  80

※ 医院の先生との話で、目標値は120-80に設定してあります。

私の傾向としては、朝方の高血圧症です。朝、高い時では150前後あります。

5月1日頃には、㊤150-㊦100位だった血圧が、2か月のジムでの筋トレのおかげか、㊤120-㊦80位の目標値まで下がってきました。

血圧グラフ平均線
上の図は、変化を見やすくするために、「朝+夜」の平均数値で作成したグラフです。

また、1日1日の細かい上下を均すため、7日間移動平均というグラフにしてあります。
手首式血圧計の正しい測り方と注意点は?急な高血圧を今すぐ下げる方法は?

これまでの経緯について

H28.7に高血圧の診断が出てからの経緯を見直してみたいと思います。

突然の高血圧。降圧剤デビューH28.7.25

健康診断結果表。173-130
40歳を過ぎてから毎年受けている健康診断の血圧測定で、すごい数字が出てしまいました。

㊤174-㊦130

H28.7.23(土)の事でした。

かなり驚いて週明けの7.25(月)に少し有名な内科医を受診します。

血圧の受診結果198-137

ここでは、白衣高血圧にならないように、出来るだけ心を落ち着けて血圧測定に挑んだのですが、結果は、白衣高血圧でした。

落ち着け落ち着け・・・と心の奥で唱えた結果、更に「㊤198-㊦137」という凄い数字が出たのでした。

あまりに高い数値だったので驚き、処方された薬を藁にすがる思いで飲みました。

さすがに、190という数字は、この時だけでしたが、薬を飲んでも150前後出ることも多かったです。

この時医者から言われたことは

・薬を毎日寝る前に飲むこと。
・塩分を控えること。一日6g目標。

この二つでした。

190もあると、ビビッて、お医者様が神様に見えますので、この時は上記の二項目は必ず守ろうと思いました。

初診以降に気を付けたこと

・薬を毎日飲むこと
・塩分については、現在はあまり気にしていません。

はじめは6g摂取を目指しましたが、1日6gというのは、かなり無理がある数字だと気づきました。

今では、最低限の事だけ気を付けています。ラーメンの汁を飲まないとか、醤油をかけ過ぎないとか、しかし、一日の塩分摂取量6gは軽くオーバーしています。

でも、私の本音は、塩分は、高血圧とはあまり関係ないのではないか?というのが本音です。

1日の塩分摂取量が、6gと言われますが、夏に外仕事などする人は、塩分が汗で出てしまいますので、6gでは全く足りないと思うのです。

ジョギングなどで汗をかく人は?1時間のジョギングで3g程度の塩分が汗となって排出されると言います。

塩分摂取過多=高血圧であるのなら、スポーツ選手は高血圧の人が少ないはず。

素人考えですが、そんな考えが頭の中に存在します。

ですが、医者は、すべての人に対して一日6gと伝えます。

少々疑問を感じます。

運動について

私も血圧が170とか190の時には、運動する気力さえ失われていました。

せめて㊤が140台になってからでないと危険なのかな?と

運動について医者に言われるのは、「ウォーキングなどの有酸素運動が効果的」と言われます。

私は、もともと趣味でマラソン等もやっていましたが、そのことを伝えても、やはり無難なウォーキングをすすめられます。

まあ、医者の立場も理解はできますけどね。

走っても良いですよ!なんて診察で言って、倒れられても困りますもんね。

血圧が140台位であれば、ジョギング等もするようにしていました。

ジョギングした次の日の朝は、血圧が低くでる傾向がみられます。

有酸素運動も継続できれば、かなりの降圧効果が出ると思います。

ジムで筋トレをはじめた経過記録

ジムに入会する前から現在H30.7に至るまでの、血圧の記録を見てみたいと思います。

ジム入会するもまだ筋トレのやる気はイマイチの4月

夏以降、あまり血圧が下がらなかったので、医院を変更して4月から新しい先生に診てもらっています。

出来るだけ薬に頼らずに、暴飲暴食はやめて、運動療法とか行っていきましょうという指導を受けました。

降圧剤は、処方されていますが、近所に新しくできた筋トレ専門のジムへ入会しました。

まだ、運動することがイヤイヤ気味な4月。
H30.4の血圧記録
血圧も朝が㊤150-㊦100前後。

高いから、測定するのもイヤイヤで夜はほとんど計れていない。

気分屋なのがモロ出てる感じ。

4月22日にハーフマラソン大会があるのに練習もろくにせず、大会当日は、㊤147-㊦99で出場。

大会に出るには、ちょっと高いですね。

安全のために、ゆ~~っくり走って、制限時間ぎりぎりでゴールしました。

心いれかえた5月

H30.5の血圧日記

4月の血圧の成績がよろしくないために薬の変更がありました。5月1日から新しい薬です。

それと同時に、このままでは一生薬のお世話になることになる・・・との思いから、筋トレを頑張りはじめました。

表を見ると、初旬は150前後あった㊤収縮期血圧も下旬には、130~140程度に落ちてきています。

赤色文字 =㊤131以上 ㊦91以上
黄土色文字=㊤121以上 ㊦81以上
黒色文字 =㊤120以下 ㊦80以下

※先生との相談で㊤120 ㊦80が降圧剤をやめる目標値

6月の経過

少し血圧が下がってきたことに気分を良くして、「毎日飲んでいるお酒を止めたい」と思うようになる。

ですが、生活習慣が一気に変わるはずもなく、完全にはやめれませんでした。

飲酒日数が少しは減って14/30日。

せめて平日飲まない習慣にしたい。
H30.6血圧の日記

筋トレのやる気も軌道に乗ってきました。18/30日も筋トレできました。

日記を見ても赤色の数字が目に見えて減ってきました。

ひとつ気が付いたのは、私は、血圧を測定すると「朝血圧が高くて夜低い」のですが、夜低いのは、飲酒の影響だと思い込んでいました。

チェック欄の4が飲酒のチェックなのですが、私の場合飲酒してもしなくても夜の血圧は低いことがわかりました。

7月の経過

医院の先生に血圧日記やグラフを見てもらっていますが、7月から薬を減らしていただけました。

降圧剤脱却への進歩。
H30.7の血圧日記

高血圧の基準は?原因を知って改善しましょう高血圧には肥満は関係あるの?体重と血圧の関係について調べてみました

おわりに

降圧剤を止めるには至っていませんが、「高血圧を下げるには、筋トレが有効です」という事をお伝えしたくて途中公開してみました。

もちろん個人差もあるかもしれません。

ですが、少なくとも良い方向に動くのではないかと思っています。

血圧が高い状態での筋トレは、確かに危険な面も持ち合わせているかもしれません。

健康状態を損ねるようなハードな筋トレは、やめたほうが良いですが、適度な運動は効果的だと思います。

現在では、高血圧症患者に対しては、ウォーキングなどの有酸素運動をすすめられますが、それらに加えて筋トレがすすめられる日も近い気がします。

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