高血圧の原因については、遺伝的なものもありますし、原因が確定できないのが現状の医学ではありますが、塩分や肥満度(体重)に関しては大きな関わりもありそうですので見て行きたいと思います。
手首式血圧計の正しい測り方と注意点は?高血圧には筋トレが効果的?!降圧剤をやめたい私の経過報告
高血圧と肥満について
やはりというか、太っている人は高血圧の率が高いそうです。
体が大きく太っている人ほど当然体の体積が増える為、心臓は高い圧力で血液を送り出す必要があるためです。
年齢と共に体重が増えてしまって、健康診断で血圧で注意勧告を受けてしまった、という方も多いのではないでしょうか?
この場合は明らかに原因は体重増ですよね。
第一に減量して健康管理に努めなければなりませんが、診察を受けると降圧剤をいきなり処方されるケースは多いと思います。
体の隅々まで血流を送る為に心臓から圧力をあげて血液を送り出しているのに、降圧剤により血管を広げて血圧を下げる。
血圧は下げられてしまう形になるけど、体の隅々の毛細血管まで血流を届けなくてはならない為、「最低血圧が下がらない」という現象がおきます。
では、どうすればいいのか?
健康管理を見直して減量に取り組んでみることが第一になります。
体重1キロにつき1.5mmHgの低下が見込まれます。
食事制限だけで降圧剤とはおさらばできる可能性は大です。
高血圧と塩分について
突然ですが、動物には高血圧という病気は無いそうです。
人間特有の病気で、食材に「味付け」をして食べることを覚えてしまった副作用ということらしいです。
この味付けというのが元凶で、その中に含まれる「塩分」が高血圧に関しての悪役となります。
高血圧で診察を受けるとまず「塩分を控えましょう」といわれます。
1日の塩分摂取量を6g以内にしてくださいとかなり厳しい指導を受けます。
塩分と高血圧の関係は完全に解明されたわけではありませんが、なぜ塩分が多いと血圧があがるのか?
塩分を過剰摂取し、血液内の塩分濃度が高まります
↓
その濃度を薄める為に血液に水分を取り込む
↓
血圧の上昇
このような流れになる事を防止するための塩分摂取制限です。
普通の食生活ではどのくらいの塩分摂取量なの?
日本人の平均値は12gといわれています。
高血圧患者は6g以内にしてくださいと指導されますので、約半分です。
普段の食生活において、コンビニなどで食べ物を購入しても「食塩相当量」というラベルを見るようにしましょう。
ラーメンの汁は残す、刺身を食べるときに醤油をべたべたにしない等、塵も積もれば山となる・・・ではありませんが小さなことの積み重ねが必要のようです。
おわりに
私も高血圧ですので自分の体で体験した感想ですが、たしかに体重と血圧は連動している感じです。
ただ、体重もですが、食生活も全体的に見直していく必要がありそうです。