ダイエットをはじめて、最初はスルスルと体重が落ちたのにしばらくすると平行線になってしまって一向に落ちない・・・
そんな経験をされた方もいるんじゃないでしょうか?
ダイエットの「停滞期」と呼ばれていますが、その停滞期のしくみや脱出する方法があるのか?
見ていきましょう。
ダイエット停滞期とは?
食事制限によるダイエットをはじめて、はじめは思ったように体重が落ちたのにそのあと落ちなくなった。
このように、途中から変化が無くなってしまうというのが「ダイエット停滞期」です。
食事制限して頑張っているのにその効果が目に見えないというのは、継続する気も失せてしまいます。
長引けば長引くほどゴールが遠くに見えて、ダイエットなんて無駄なんだっていう気持ちになりやすいですよね。
ですが、停滞期は、おこる原因とその対策の知識さえあれば乗り越えられます。
あきらめずにモチベーションを保って、ダイエットを継続しましょう。
なぜ停滞期は起こるのか?
食事制限をして摂取カロリーを減らせば、体重が減少します。
ここで、なぜ「停滞期」がくるのか。
それは、人の体のしくみにあります。
人間は飢餓状態になると、基礎代謝を押さえて生命を維持しようとする身体防衛の状態に入ります。
この状態のことを「ホメオスタシス」といいます。
遭難した人が、何日も食事も口にしないのに水だけで生き延びたとか、たまにニュースなどありますが、これはホメオスタシスの効果です。
目安としては1ヶ月に体重の5%以上の減少が起こるとホメオスタシスが発動されるようです。
停滞期の乗り越え方
ダイエットの停滞期というのは、「私の体は今、飢餓状態にある」と脳が思い込んでしまっていますのでそれを解除してあげなければなりません。
食事の量を少しだけ多くしてみてください。
ホメオスタシスを発動しなくても大丈夫だと脳が判断すればまた体重は落ち始めます。
注意点
食事制限ダイエットの注意点としては、いきなり体重を落としすぎないことです。
体重が1ヶ月に5%以上減少するとホメオスタシスが発動されますので、目安としては1ヶ月に3%くらい体重が減るように調整すると良いです。
ランニングやウォーキングも平行して行っている方は、特に摂取カロリーが少なすぎることが無いように注意しましょう。
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おわりに
頑張っているダイエットで、途中で体重が減らないとか、不安になりますよね。
原因を知っていれば、そこでダイエットをあきらめるようなことも無く継続していけると思います。
壁に当たる事もありますが、頑張って乗り越えて美ボディを手に入れましょう。