「スクワット」やったことの無い人でも1度は耳にしたこともあるのではないでしょうか?
パワーリフティングのように重いバーベルを使うような競技をイメージする方もいるかと思いますが、今回は自宅でも出来る「自重スクワット」を紹介したいと思います。
その名の通り、自分の体重のみで行いますので、時と場所を選ばずに出来るのは最大のメリットです。
スクワットで鍛えられる主な部分は、太ももやお尻といった人の体の中でも最も大きな筋肉を鍛えられますので、ヒップラインが美しくなること。
そして筋肉量が多くなることによって基礎代謝が上がりダイエット効果にもつながります。
それではスクワットの基本的な部分から見ていきましょう。
目次
スクワットの効果は?
総合トレーニング効果
スクワットは太ももやお尻に特に効果的ですが、腹筋や背筋、そしてふくらはぎなど体全体を使ったエクササイズですので、下半身全体を同時にトレーニングすることが出来ます。
姿勢が美しくなる
スクワットを行うと、腹筋や背筋などの体幹が鍛えられますので、姿勢が良くなり立ち姿が美しくなる効果が見込めます。
ヒップアップ効果
お尻の大臀筋、中臀筋に効きますので、引き締まり「美尻効果」「ヒップアップ効果」も見込めます。
太ももが太くなるのでは?
女性の方は気になると思います。
心配な方は、はじめる前にメジャーで太もも周りを測定してからはじめましょう。
バーベルを使ったようなハードトレーニングではありませんし、女性は男性ホルモンが少なく筋肉が太くなりにくいです。
まずは測定しておけば安心ですよね。
トレーニングにより引き締まった脚になると思いますよ。
スクワットの頻度は?
スクワットは、毎日トレーニングする必要はありません。
いちど行えば次の日は筋肉が張っている状態になります。
トレーニング後には筋肉の回復期間が必要ですので、2日くらい間隔をあけるのがBESTではないかと思います。
個人差もありますが、週に2~3回行うと良いと思います。
この頻度で行って少しずつ回数を伸ばしていきましょう。
何回くらいやるの?
目安としては20回×3セットくらいです。
はじめは無理をせず自分に合った回数で大丈夫です。
自分のペースで、限界回数×3セット行ってください。
どのくらいの期間で効果が出始めるか?
スクワットを週に3回の頻度でまじめに行えば、1ヶ月で体の変化を感じられると思います。
他の筋トレに比べて少々ハードですが確実に効果が出ます。
基本の自重スクワットのやり方【動画あり】
まずは基本的なフォームをマスターしましょう。
1 足は肩幅に開いて立ちます。つま先は30度程度外側向きに開きます。
2 手は真っ直ぐ前へ伸すかもしくは胸の前で組んでも良いです。
3 背筋を伸ばして骨盤の上に体重を乗せてください。
4 ゆっくりと息を吸いながら腰を下ろしていきます。
5 太ももが床と平行になるまで下ろしたら一瞬静止し、ゆっくり息を吐きながら腰を上げもとの状態に戻ります。
太ももが床と平行になるまで下ろすのが理想ですが、はじめは無理をしなくて大丈夫です。
腰を下ろすときには、そのまま真っ直ぐ下に下ろすのではなく、斜め後方に向かって下ろすようにしてください。
目安は膝がつま先よりも前方へ出ないように注意しながら行います。
ゆっくりした動きほど効果があります。降ろすのを5秒。上がるの5秒。くらいを目安にゆっくり行いましょう。
回数とセット数
目標は 20回×3セット
個人差がありますので、少ない回数から徐々に増やしていってください。
大切なのは最終セットを限界まで行うことです。
楽な回数でやめてしまっては効果が減少します。
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おわりに
スクワットは、気軽に自宅で出来る自重トレーニングの中でも最も効果が現れるトレーニングです。
トレーニング自体はキツイ部類に入りますが、太ももやお尻の筋肉の引き締めに抜群の効果があります。
ボディメイクのために筋トレをする女性の方には特におすすめです。がんばってください。